歯が抜けた状態を放置すると

  1. 向かい合う歯が伸び、両隣の歯が倒れてくる
  2. 残った歯の寿命が短くなる
  3. 虫歯ができやすくなる
  4. 食事が楽しめなくなる
  5. 歯ぐきが痩せ頬がこけたり顎がたるんで見える

上記のように歯が抜けたまま放置するとお口の中に様々な影響が出てきますので、例え1本の欠損の場合でも、そのままにしておくことはできません。

1.噛む力

元の自分の歯と比べた噛む力

ブリッジ 60%

入れ歯 

歯を失ったときに、どの治療方法を選ぶかによ。り、噛む力が変わってきます。元の自分の歯の時の噛む力を100%としたとき
インプラント:90%、(天然歯とほぼ同じ)ブリッジ:60%、
入れ歯:30%~40%となっています。
ですので、インプラントは「第二の永久歯」とも呼ばれています。

2.残存歯の影響と見た目

ブリッジの場合

残存歯への影響:大

見た目:保険=目立つ 自費=目立ちにくい

ブリッジは健康な両隣の歯をたくさん削りそれを土台にして連結した人工の歯を被せます。
そのため歯の寿命が短くなります。また装着後にも、かみ合わせの力が支える歯に対してかかるため、支えとなる歯を失うリスクがあります。ブリッジと歯茎の間に汚れが溜まりやすく、口の中が不衛生になりやすいです。ただし自費のブリッジであれば精密に作成が可能でピッタリ隙間の少ない治療ができます。

入れ歯の場合

残存歯への影響:中

見た目:保険=目立つ 自費=目立ちにくい

部分入れ歯は健康は両隣の歯にクラスプと呼ばれる銀のバネ部分をひっかけて固定します。
健全な歯を削る必要はないので、ブリッジに比べて影響は少ないです。しかし噛むたびにクラスプによって回転する力が隣の歯に掛かるため、将来その歯を失うリスクがあります。歯周病が進行しやすいが、取り外せるので、手入れすることができます。

インプラントの場合

残存歯への影響:中

見た目:目立ちにくい

インプラントは、健康な両隣の歯に触れることなく、歯の根に代わる人工歯根(インプラント)を骨の中に埋め込み、その上に歯を被せます。つまり、両隣の歯へ負担はかからないので残っている健全な歯を長く保たせることが出来ます。

耐久性

治療の耐用年数比較

10年経過後でもわずか4%
のみが破損・不具合で作り直し
となります。

4年経過後に50%
入れ歯が破損・不具合な
どで作り直しになります。

8年経過後に50%
が破損・不具合などで作
り直しになります。

インプラントの破損が、50%に到達するには時間的余裕があり、しっかりメンテナンスを継続して行っていれば、生涯を通して使用できる可能性があります。

長持ちさせる

●歯周病はないか?
●噛み合わせには、問題がないか?
●歯磨きがきちんと行っているか?
●歯ぎしり等は、ないのか?
●全身疾患(糖尿病等)はないか?
●喫煙はしていないか?

●もともと持っている(歯周病
 細菌や虫歯菌)のリスクは、
 高くないか?
●定期健診(メインテナンス)
 をきちんと受けているか?
●被せ物の精度

などなど様々な要因で治療の予後(将来性)は変わってきます。
ただし、どの治療を選択しても定期的に歯医者に通いメンテナンスを受けることで、長持ちしますし、破損が起きてもすぐに対応出来ますので、3か月に1度、定期健診に通いましょう。